! CONCEPT
一部内装を捲って詳しく調査。音の原因は寒暖差でできた伸縮による壁内部材のズレ、キシミだった!
内装を一部めくって調査した結果、騒音の原因は寒暖差によって壁内部の材料が伸び縮みすることで起きていることがわかりました。
そこでわたしたちは二つの対策を考えました。
まず一つ目は、伸縮そのものを抑えること。寒暖差をできるだけ小さくするため、外断熱が有効だと判断しました。外装には金属サイディングを採用し、通気工法と組み合わせることで、壁内部の温度変化を緩やかにしています。
二つ目は、音が室内に伝わりにくくすること。
壁の中にはウール系の吸音材を入れ、さらに遮音シートを併用。壁内で発生した音の共鳴を抑え、室内に響きにくくしました。また、金属同士が重なって見えている部分には、ウレタンボンドなど、膨張性・弾力性・反発力を持つ素材を充填し、振動も抑えています。
旧い建物の場合、詳細な図面が残っていないことも少なくありません。
だからこそ、こうして一つひとつ調査し、仮説を立て、対策を重ねながら解決していきます。