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施工ストーリー

狭小地でもあきらめない。 減築から生まれた「小さくて大きい家」

「あえて3階を減らす」という選択。旗竿地に広がる、開放的な「小さくて大きい部屋」
暮らしを見直す、減築ストーリーをお送りします。

目次

INDEX

旗竿地(はたざおち)とはどんな場所?

 

都市部でよく見られる「旗竿地」は、上空から見ると、文字通り「竿に刺さった旗」のような形状をしている土地のことです。

 

道路から奥まっているため、通行人の視線や車の騒音が気にならず、静かでプライベート感のある暮らしが叶います。

 

しかしその反面、周囲を家に囲まれやすいため、採光や通風の確保が難しく、どうしても圧迫感が出やすいという側面も。

 

リノベーションでは、こうした「日当たり」や「開放感」の改善が大きなテーマとなります。

光と風を味方につける、ハニカムラボの提案

屋根直下の窓と、ヒサシの天窓で光を住まい全体に巡らせます

「視線が気になる」「日当たりが心配…」


そんな旗竿地でも、プライバシーを保ちながら光と風を心地よく取り入れるには、どうすればよいのでしょうか?

 

そこでハニカムラボが考えたのが、このリノベーションプラン。

 

 

思い切って3階を撤去し、新たに勾配屋根を設置。

日当たりの良い南側に大きな窓をダイナミックに設けました。

 

高い位置に配した横長の大開口と、庇(ひさし)の天窓からあふれる自然光。
吹き抜け階段を伝って1階の隅々までに降り注ぎ、家全体へと心地よく光を巡らせます。

提案時のパースにて、階段を上がった部屋のイメージ
こちらも提案時のパース

3階を撤去し、新たな勾配屋根を架ける

元の2階はこのとおり

3階部分を撤去して屋根を架け替えるのは、非常に大がかりな工事です。既存の屋根を撤去した住まいを雨に濡らすわけにはいかないため、スピード感を持って新しい屋根を施工していきます。

 

この屋根の勾配は、日照時間が短い冬場でも、2階の奥までしっかりと光が届くよう緻密に計算されたもの。

 

もともとの2階は南側に窓があったものの、どこか採光に物足りなさがありました。

しかし工事が進むにつれ、以前とは見違えるような明るい空間が姿をあらわしていきます。

3階が撤去されました
大急ぎで新しい屋根を作ります

光あふれる、大空間の吹き抜け

勾配屋根が生み出す吹抜けの高さを生かして、横一面の大開口(窓)を設置。ここから1年を通じてたっぷりと光を取り込みます。

抜群の採光性はもちろんのこと、このゆったりとした天井高が、コンパクトな住まいにのびのびとした開放感を与えてくれます。

一方で、「吹き抜けは寒いのでは?」と懸念される声も少なくありません。
ですが、断熱工事を徹底して施した今回の住まいなら、そんな心配はありません。

家全体の気密・断熱性能を高めたことで、なんとエアコン1台で住まい全体を空調できるほど快適な空間になりました。
夏は上階、冬は下階のエアコンをそれぞれ1台動かすだけで、家じゅう丸ごと心地よい温度に保たれます。

吹き抜け高の一番高いところに横一面の窓をつけます
断熱をしっかり施して内装作業に進みます

光を降らせ、音を奏でる。減築で生まれた最高の居場所。

完成した姿が、こちらです。

3階建てから2階建てへと減築し、吹き抜けから光が差し込む明るい住まいに生まれ変わりました。天窓から取り込んだ自然光が、吹き抜け階段を伝って1階まで柔らかく降り注ぎます。

天窓からの光が、吹き抜け階段を通って1階にも降り注ぎます
東側のリビングスペース

2階に設けた木製ルーバーは、天然木ならではの温もりを感じさせるだけでなく、近隣からの視線を心地よく遮る目隠しとしても機能します。

さらに上へ登れば、窓掃除の足場としても活躍する、まさに一石三鳥のすぐれものです。

 

また、断熱だけでなく防音性能も高めたことで、ジャズピアニストであるご主人がいつでも安心して演奏を楽しめる環境が整いました。

 

こちらのお宅の詳しい写真は、
下記の【施工事例を見る】からも
お読みいただけます。

吹き抜けにある窓が家族をつなぎます
1階から吹き抜けを見上げたところ
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